高校1年生のもえさんは春休みに、初めての海外としてフィリピン・セブ島のボランティア留学を6泊8日で体験しました。今回は、現地に同行した留学エージェントの姉崎が、もえさんとお母さんに現地でのリアルな体験をたっぷり伺いました。
セブ島ボランティ留学詳細
- 留学先:フィリピン・セブ島
- 出発地:仙台
- 参加日数:6泊8日
- 参加時期:春休み
- プログラム:ボランティア留学
- 参加者:もえさん(高校1年生。医療系進路を志望)

セブ島はフィリピン中部に位置する美しいビーチとダイビングスポットで世界中から観光客が訪れるリゾートアイランドです。一方で、マニラに次ぐ経済都市としての顔も持ちながら、貧困地域が共存するという一面もあります。日本からは直行便でアクセスでき、高校生の短期留学先としても人気の渡航先です。
ボランティアが海外留学のきっかけに

姉崎: もえさん、もえさんのお母さん、本日はよろしくお願いします。もえさんは中学生のころから料理教室のボランティアを続けていたんですよね。その経験が今回の留学につながったんですか?
もえさん: ボランティアを続けるうちに、「海外の子どもたちはどんな環境で暮らしているんだろう?どんなものを食べているんだろう」と気になるようになりました。ボランティアをしながら現地の生活を直接見られるプログラムがあると知って、「これだ!」と思い参加を決めました。
姉崎: セブ島を選んだのは、何か決め手があったんですか?
もえさん: 貧困地域の子どもたちと実際に関われて、現地の暮らしを肌で感じられることが一番の決め手でした。
姉崎: お母さんは、もえさんが「留学したい」と言い出したとき、すぐに賛成できましたか?
お母さん: 背中を押す気持ちは最初からありました。高校生のうちに一度は海外に出て、広い視野をもってほしいとずっと思っていたので。もえさんが「行きたい」と言ったときは嬉しかったです。
もえさん: 母が背中を押してくれたので迷わず決めれました。
姉崎: それでも、初めての海外。心配じゃなかったですか?
お母さん: もちろん、最初はすごく心配しました!海外のニュースを見ると連れ去りがあったり、スリにあったり…と事件に巻き込まれて何かあったら怖いと思っていました。私も1回行った海外で騙されたので。だから、個人で行かせるのは不安がありましたが、姉崎さんが同行してくださると聞いて、安心して送り出せました。
初めての留学は、本人も保護者の方も不安がつきものです。もえさんのように、ご家族の温かい後押しが大きな一歩につながります。不安な方は、スタッフが同行サポートするプログラムを選ぶのも安心のポイントですね。
ごみ山で見た、現実と笑顔


姉崎: セブ島に到着して、最初はどんな印象でしたか?
もえさん: 到着した夜はユーススタッフの方々が温かく迎えてくださって安心しました。でも最貧困エリアを訪れて……想像していた以上の現実に、最初は言葉が出なかったです。
姉崎: 実際に目にして、何が一番衝撃でしたか?
もえさん: 普段は足を踏み入れることができない大きなごみ山に連れて行ってもらいました。車からは降りてはいけないと言われた場所で、現地の子どもたちがごみの中から売れるものを探していて、すぐそばに家がある。胸が締め付けられながら、「今の私にできることはなんだろう」と、初めて本気で考えました。
姉崎:他にも、日本との違いで驚いたことはありましたか?
もえさん: 島の人にはごみを分別して捨てる習慣がないことにも驚きました。プラスチックごみも自然に返るものだと思っているそうで、子どもたちがごみの浮かんでいる海に飛び込んでいる光景もびっくりしました。
姉崎: 交流センターなどにも訪問しましたよね。子どもたちと接してみて、どうでしたか?
もえさん: 子どもたちはとても元気で明るかったです。私たちに気づくと、パッと笑顔になって走ってきて、ぎゅっと手をつないでくれました。あの笑顔の温かさは言葉では伝えきれません。
ネットや写真で見る情報と、実際に自分の目で見て肌で感じる現実はまったく違います。現地での驚きや発見は、高校生という多感な時期だからこそ、深く心に刻まれる貴重な学びになります。
フィリピンのマニラには、かつて「スモーキーマウンテン」と呼ばれた巨大なごみ山がありました。ごみが自然に燃えて煙が絶えなかったことからその名がつき、貧困の象徴とされてきました。1990年代に閉鎖されましたが、現在もマニラをはじめフィリピンの様々な場所に同じようなゴミ山が残っており、貧しい人々がごみの中から売れるものを拾って生活しています。
セブの現地語で、心がつながった

姉崎: 言葉の壁は感じましたか?
もえさん: セブアノ語のレッスンで教わった言葉を少しだけ使ってみたんです。そうしたら地域の方がものすごく喜んでくれて!「学ぼう、伝えよう」という姿勢だけで心の距離がグッと縮まるんだと実感しました。
姉崎:それ以外の交流はありましたか?
もえさん: ホテルのスタッフの方とも仲良くなってインスタを交換したり、帰りの空港でもお店の方とつたない英語で話しかけたら一緒に写真まで撮りました!
お母さん: 留学期間は楽しかったようで、連絡があまりなかったですけど(笑)
もえさん: ふふふっ、それぐらい楽しかったです(笑)
「言葉が通じないかも」という心配はいりません。伝えようとする気持ちがあれば、言葉の壁は越えられます。現地の温かい人柄に触れ、コミュニケーションの楽しさを知ることができるのも留学の醍醐味です。
手づかみ食事とマンゴーシェイク、食でもセブを体感

姉崎: 食事などはいかがでしたか?
もえさん: 米粒が日本と違って長細くて、鶏肉料理が多かったです。味は普段より濃いめかな?と思いました。
姉崎: 食べ方も違いましたよね。
もえさん: セブの伝統食を手づかみで食べる体験が新鮮で楽しかったです。マンゴーシェイクも本当においしくて、毎日飲みました!
ジンベイザメにモール探索、リゾートも満喫

姉崎:フリータイムはどう過ごしましたか?
もえさん: ジンベイザメを見に行って、船に捕まりながらすぐ近くを泳ぎました。大きさに圧倒されました!
姉崎: セブのショッピングモールはいかがでしたか?


もえさん: 食品売り場では野菜や果物がそのまま並んでいて、日本との違いがおもしろかったです。
ボランティア活動だけでなく、現地の食文化や自然を思いっきり楽しむ時間も大切です。学びと遊びのメリハリがあることで、留学生活がさらに充実したものになります。
「なんとなく医療系」が、強い夢に変わった

姉崎: 帰国してからもえさん自身に変化はありましたか?
もえさん: 「なぜ医療の仕事をやりたいのか」が、自分の中ではっきりしました。以前は「なんとなく医療系に進みたい」というフワッとした目標だったんですが、今は現地の子どもたちの顔を思い浮かべながら「こういう場所で暮らす人たちの役に立ちたい」という強い気持ちになっています。次は2週間くらいのホームステイもしてみたいです。
姉崎:お母さんは、帰国したもえさんと話してどう感じましたか?
お母さん: 顔を見た瞬間に「楽しかったんだな」って一目でわかりました。セブでの現地の人との交流が特におもしろかったようで、たくさん話してくれました。
家族以外と知らない土地に行ったことで「どこでもやっていけそう」という自信がにじみ出ていて、たった8日間でこんなに変わるのかと正直びっくりしました。本当に行かせてよかったです。
たった数日間でも、親御さんが驚くほど子どもたちはたくましく成長して帰ってきます。「自分の目で見て感じたこと」が自信につながり、大学進学や将来の夢を叶えるための強い原動力になります。
留学を迷っているかたへ
もえさんから、迷っている高校生へ
「私にできるかな」「海外は怖いな」って、行く前は不安になると思います。私もそうでした。でも、思い切って一歩踏み出してみたら、想像しているだけでは絶対にわからない世界が広がっていました。少しでも「行きたい」という気持ちがあるなら、ぜひ挑戦してみてください!
お母さんから、迷っている保護者へ
もし興味があって迷われているなら、ぜひ背中を押してあげてください。いつもと違う環境でさまざまなことを体験して、本当に顔つきが変わって帰ってきます。高校は将来のことを本格的に考え始める時期かと思います。今しかできない体験をぜひさせてあげてほしいと思います。
夏休みや春休みに出発する場合、3〜4ヶ月前ごろから準備を始めるのがおすすめです。「まだ何も決まっていないけど、行ってみたいかも」と思ったタイミングが相談のベストタイミングです。
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